どのように「英語聞き取り」の学習したらいいだろう?

■どのように「英語聞き取り」の学習したらいい?

ここまで見てきたように日本人が英語を聞き取れないのは次の3つの理由がありそうです。

  • 正しい音を知らない
  • 会話の中で音が変化する
  • スピードが追いつかない

これらの問題を克服し、聞き取りができるようになるにはどのようなトレーニングが必要でしょう?


正しい音を知る

「正しい音を知らない」「会話の中で音が変化する」という最初の2つの課題に対しては実際のCDが付いている教材などを使って確認していくしかなさそうです。

私たちが学校教育のなかで英語を学んできた中で、正しい英語の発音や、実際の文章の中での音の変化といったことは軽んじられてきました。
勉強してきていないからできないの当然なわけです。

勉強していないからできないなら、勉強して身につけるしかないわけです。
英単語の正しい発音を耳で覚え、実際の文章の中でどのような音の変化が起こるかを知ること無しにこの問題を解決する方法はありません。

そう考えたときに有力なのが、ナチュラルスピードで話されている英語のリスニング教材を使った学習です。
リスニング教材を使って、実際の英語がどのように聞こえるか確かめていくわけです。

もちろん、聞き流すだけでは不十分です。
音を聞きながらテキストを確認し、実際の発音を身につけていくという作業が必要になります。
そして、実際の英語の音を理解した所でその音読をするそのような学習が効果を発揮するはずです。
あとは、何回も繰り返して自分のものにしていくこれだけではないでしょうか。

また、CDなどの音を聞きながら書き取っていくディクテーションや、CDの音をまねして発音するシャドーイングなどのトレーニングも役に立つでしょう。

音の変化に対する対策としては、日本人向けにゆっくり発音している教材はあまり効果が無いかもしれません。
ゆっくり発音する場合は、音と音がくっついて違う音になるということも起きにくいからです。
最初はゆっくり読んだものでもかまいませんが、最終的にはナチュラルスピードで読まれた教材を利用しましょう。
また、音の変換に関しては「知ってる英語なのになぜ聞き取れない?―ネイティブ発音・リスニング7つの法則」も有効です。


英語を英語の語順のまま理解するトレーニング

リスニングのスピードについていくには英語を英語の語順のまま理解していく必要があります。
そのためには、普段英文を読むときに英語の語順のまま理解していく事が必要です。

さらに実際に読まれる英語のスピードについていくためには、英語が読まれるスピードよりも早いスピードで英語を理解できなければなりません。

この2つを満たすためには比較的易しい英文をたくさん読む「多読」というトレーニングが良いのではないでしょうか。

このとき易しい英文を読むという点を忘れないでください。
知らない単語が多かったり、文書が難しすぎると今回の目的であるリスニングのためのトレーニングにならないからです。

英語の多読」にぴったりなのが、グレードリーダーと呼ばれる語彙力に合わせて書かれたシリーズです。
こちらのサイトでチェックできます。

繰り返しますが、自分の実力よりやさしめの本を選んでくださいね。
あくまで目的は英語を語順のまま理解するトレーニングなので、知らない単語があることはむしろ邪魔になります。
プライドが高い人はついつい難しい本を選ぶ傾向があるようなので特に注意が必要です。



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